用語集
ラインワーク
形、輪郭、全体の構図を定める、タトゥーの輪郭となる線的構造。
ラインワークは、デザインの形、輪郭、構造を定める意図的な輪郭線と線的な印からなるタトゥーの基礎的な要素である。作家は、複数の細い針を密な円形の束にはんだ付けしたラウンドライナーなどのライナー針の束を用い、くっきりと連続した線を肌に描くことでラインワークを作る。その結果は、目が最初に読み取り構図をまとめ上げる線、すなわちデザインの目に見える骨格となる。作家はほとんどのタトゥーの出発段階としてラインワークを用い、陰影や色を加える前に輪郭を引き、これらの線の質が完成した作品の清潔さと可読性を大きく左右する。優れたラインワークには、安定した手の速度、一定の深さ、線がにじまず褪せもしない均一なインクの飽和が求められる。施術を受ける側にとって、線入れの段階はしばしば鋭くひっかくような感覚として表現され、正しい深さに置かれた濃い黒の顔料は数十年にわたり安定するため、よく施された線は美しく経年する。大胆で確信に満ちたラインワークはトラディショナルやイラストレーティブのスタイルの特徴であり、より細いラインワークは、強いコントラストよりも繊細さを重んじる繊細でミニマルなデザインに適する。